お金の話シリーズ その2

カナエホームスタッフ

2015年12月26日 08:24

月成です!

昨日新企画「お金の話シリーズ その1」を掲載しましたが、
調子に乗って、今日は「お金の話シリーズ その2」を掲載します!


昨日「お金の話はとても重要」
という話をしましたが、家を建てる
にあたって、たいていの方は
お金を金融機関に借りる事に
なるかと思います。




お金を借りると借りたお金には利子が発生します。
そう、今日はその利子、「金利」の話をしてみたいと思います。

そもそも利子って何なんでしょう?
ざっくり言うと「借りる金額と実際に返済する金額の差分」
(金利は借りた金額に対する利子の割合)という事に
なるのですが、そもそもこの差はなぜ発生するのでしょう?
その中にはお金を貸す金融機関の儲け分ももちろん含まれていますが、
金融機関の儲け分だけだったら、そもそもあんなに毎月毎月金利は
変動しません。

答えを言いますと、お金の価値が日々変動しているからなんです。
こう言うと「は?一万円は、一万円だろ、諭吉さんをなめんなよっ」
という答えが返って来そうですが、そう単純ではないんです。


極端で少々強引な話で例えさせてもらいますが、
物価が日々変動しているのはご存知かと思いますが、
例えば今年ポテトチップスが100円で買えたのですが、
来年は物価が上がってポテトチップスが200円になってしまった
とします。量も味も同じポテトチップスにも関わらず、
2015年だと100円で買えたのに、2016年だと200円になってしまう。
つまり、この例だとお金の価値が1年で半分に落ちてしまった
事になります。これがお金の価値の変動=金利なんです。

(わかりやく例えようと思ったのですが、逆にくどくなってしまった気もしますが)
金利がなぜ日々変動するのか、というのともう一つ
景気が良くなって物価が上がる、つまりインフレ状態になる
=金利は上がるという事は何となく理解いただけましたでしょうか?

お金の話シリーズ その3 「変動金利と固定金利」に続く


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